FX 初心者講座

損益の仕組み

相場において、円の価値が上がれば(円高になった)少ない円で他の通貨と交換ができます。
円の価値が下がれば(円安になった)他の通貨と交換する為に、より多くの円が必要となってきます。
”円通貨の価値が上がった/下がった”、”異なった2国間の通貨を交換する”これがFX取引を始めていく上でも重要なキーワードとなることを初心者のうちに十分理解しておいて下さい。
例を挙げてみます。1ドル=98円でドルを買いました。為替相場が101円(円安・ドル高)になった時点で、そのドルを円に戻したら、101円が手元に入ります。3円の利益が出たことになります。
それとは逆で、1ドル=98円でドルを買いました。為替相場が97円(円高・ドル安)になったところで、そのドルを円に戻すと手元には97円しか入りません。この1円分が損益となります。
ドルを買った時と売った時に発生する利益または損益を、為替の差益といい、FXはこの差益を狙っていく投資ということになります。
”日本円でドルをできる限り安い値段で買って、ドルが高くなってきたらそのドルを売り日本円にする”といった初心者でも誰にでもわかる単純明快な取引です。
また高金利といえる通貨を買って、低金利といえる通貨を売った際に発生する金利差『スワップ金利』を受け取ることができるのは、FX特有な特徴といえます。
更には、円高になったとしても円安になったとしても利益を得ることができる仕組みにもなっています。
買いでなく売りから入るトレードもできるというわけです。
所有していない通貨を売って、別の通貨を買うといったトレードという場合でも差益を受け取ることができるということです。
(※但し、高金利の通貨を売って低金利の通貨を買った場合には、金利差分の利息(スワップ金利)を支払わなくてはなりません。)
取引する通貨がその他の通貨と比較して価値が上がるのか、価値が下がるのかを分析・予想していき、価値が上がると予想したら買い注文、価値が下がると予想したら売り注文を出すのです。
円の価値が下がっていく状況においても円の価値が上がっていく状況においても利益を得られるということになります。

スワップ金利について

スワップ金利(スワップポイントともいっています。)の説明をしていきます。
初心者には理解しやすいオーソドックスな取引なので、しっかりと理解して下さい。
金利の低い通貨を売り、金利の高い通貨を買うトレードを行った際に『金利差分を受け取れる』といった仕組みのことです。
例えば、円を売って1万ドルを買った時の米国の金利が4.75%、日本の金利が0.5%と仮定します。
4.75%?0.5%=4.25%がスワップポイントとなります。
スワップポイントは1万ドルにつき年間で425ドル、1ドルを100円とすれば、日本円で42,500円となります。
これを日割りで計算すると42,500円÷365日=約116円となります。
1日につき約116円のスワップポイントが受け取れるということになります。
スワップポイントは日々変動します。外為業者では通貨ペア毎に一律で設定している場合がほとんどで、業者間で多少の差があります。
FXでは、売買した通貨の金利差の調整が毎日発生します。高金利の通貨に投資してスワップ金利を得る。これを毎日の収入源としている方も多いようです。
こうした運用方法を『スワップ運用』ともいい、初心者がFXをはじめる場合のオーソドックスなトレード手法といえます。
スワップポイントの高い業者を選択することが基本です。
信頼性がありサポート体制も充実している業者を選択することが大切で、1,000通貨単位からトレード可能な業者もありますので、少額での投資を試してみたい方にはオススメかと思います。
スワップ金利で利益を得るためには、長期の保有が前提となってきます。金利の高いポンドや豪ドルなどを買い、スワップ金利と為替差益の二つを狙う手法もあります。
しかしながら、このような高金利国の通貨を買った場合でもリスクはあります。
スワップ金利を得ようとした場合には為替相場の変動の仕方によっては、損失が出てしまうリスクもあるということを知っておいて下さい。

 

例えば、ニュージーランドドルは高金利であることから日本の投資家にも人気があります。
しかしながら、もともとニュージーランドドルのマーケットはさほど大きくもなく、その為に大口の注文が発生した場合には、為替相場が一方向に動きやすくなってしまうという特徴があります。
高金利通貨を持っていると、スワップポイントが得られるという安心感から、為替相場の変動により多少の損失が発生したとしても「すぐに戻るだろう」という希望的観測の気持ちになってしまいがちです。
急激な円高になってしまうという場合では、今まで貯めてきたスワップポイントが一度になくなってしまったということもあり得ます。注意して下さい。

情報収集は大切です

FX取引を始めていく初心者の第一歩として、情報収集はとても大切な作業になります。
(1)トレードに必要とされるしかも有益である情報というものはどこからどのように集めていけばよいのか?
(2)せっかく得た情報をどういった場合にどのように活用していけばよいのか?
(3)アメリカ経済の動きはどうなのか?どのようになったら買うのか?売るのか?
(4)為替相場を動かしていく要因、ファクターは何であるのか?などなど。
FX初心者がこのような情報や知識を独学で得ていくには、相当な時間や労力を費やすことと思います。
また多くの情報を得たとしても、その全てが自分にとって有益な内容であるとは限りません。
そこから有益な情報を提供してくれるメディア(通信社、NHK、をはじめとするテレビの経済番組、新聞のマーケット欄など)を見つけていくことが必要になります。
そして何よりも無料で情報を得ていくことが重要だと思います。
無料であったとしてもネット上で探せる情報はとても内容が濃く、良い情報もあります。
世界の経済情勢や為替相場の流れをつかんでいく程度であればニュース番組や通信社が提供する情報で十分事が足ります。
様々な無料で得られる情報があると思いますが、ヘッドラインニュースを見る習慣をつけた方がよいと思います。
ヘッドラインニュースは、事実関係のみが記載されている中立な情報といえます。
一日の為替相場の大まかな流れが把握でき、それと同時にチャートをチェックすることにより、ニュースと通貨の動きの関係が理解できるようになってきます。
取引業者では、ほとんどがヘッドラインニュースを提供していますので是非活用していきましょう。
ヘッドラインニュースとチャートを合わせて見ていくことで、為替に関する基礎知識を身につけていって下さい。

 

メジャーなヘッドラインニュースには、Yahoo!ファイナンスがあります。参考までにどうぞ。


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